スポーツ救命ライセンス講習会

先日、スポーツ救命ライセンス講習会に参加してきました!

日本サッカー協会が主催となって、CPR/AED、熱中症、脳震盪、心臓振盪、アナフィラキシー、頭頚部固定、搬送方法などを学んできました。

内容としては、現場で選手に大事があった際の一時救命処置(Basic Life Support:BLS)を中心とした実技・講習でした。

選手に何かあった際に一番怖いのは何もできないことです。選手に心停止があった際、BLSが遅れると1分毎に7~10%ずつ救命率は低下していきます。

2分以内にBLSを行うことができれば救命率は約90%程度向上するとも言われています。

https://blsacls.org/cardiopulmonary-resuscitation-aed/  から引用


選手に何かあった時、一番怖いのは何もできないことです。選手に心停止が起きてしまった際、BLSが遅れると1分毎に救命率が7~10%ずつ低下していきます。

また、2分以内にBLSを行うことができれば救命率が約90%上がるとも言われています。

BLSについてわからない方でも、助けを呼ぶことやAEDを持ってくること、救急車を呼ぶことはできます。こういった緊急の際は一刻も早く救急対応をすることが重要になります。

昨今、無駄に救急車を呼ぶことは避けるようにといった風潮がありますが、意識を失うようなことがあった場合は大事を取って救急車を要請することは間違った対応ではないと思います。

救急車を呼ばず、救急対応が遅れて選手に大事があった際、取り返しがつきません。

現場では詳細に身体に何が起きているかを判断するのは救急救命医でも難しいことがあるそうです。

頭をぶつけた、突然意識を失った、熱中症で倒れてしまった、アナフィラキシーショックが発生したetc..様々な理由があると思いますが、救急車を呼ぶべきか迷った場合は救急車の要請を行ったください。救急車を呼んだ結果、なんとも無かったであれば安心ですが、呼ばなかった結果取り返しがつかないことになってしまうことを忘れないようにしましょう。

試合の帯同など、要請があれば伺いますのでご用命の際はinstagramやmailでご連絡下さい。

corrective body

鎖の強さは一番弱い輪によって決まる。 どんなに強い部分があっても 全体の強さを決めるのは弱い要素。 身体の"弱い鎖の輪"を見つけて改善しよう

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